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業界・企業を知る

業界や企業の基本的なことを知ることは自分のモチベーションを高める上でも、また雇用側とのミスマッチを避ける上でもとても重要です。
また、よく知ることはそれだけ面接その他での対応を容易にし、印象をよくすることにもつながります。まずは、世の中のことを知るために、業界や企業の基本情報を調べましょう。

さまざまな障害や病気と職種との関係

一般的な資料

これらは、就活のための定番の情報資料です。関心のある業界や企業を調べましょう。

  • 『会社四季報 業界地図』
    東洋経済新報社
  • 「就職四季報」
    東洋経済新報社
  • 『日経 業界地図』
    日本経済新聞社

最新の情報を知る

就職は長い期間にわたるので今良くても将来どうなるかはわかりません。逆に今は悪くても将来は明るいというところもあります。短期的な目で見るのではなく、長期的に見てどうかという視点も必要です。

最近の情勢が掲載されている資料

  • 『ひとめでわかる産業図鑑& 業界地図 B2B 編』
    技術評論社
  • 『週刊東洋経済2019 大予測』(2018/12/28 号)(東洋経済新報社)
  • 『日経キーワード2019 -2020』(日経HR 編集部)
  • 『日経キーワード2019 -2020』(日経HR 編集部)

データベース

データベースは、特定の企業や業界について深く調べたい場合には非常に有効です。新聞記事や業界の記事などを見れば、特定の企業や業界がどのように報道されており、どんな問題が指摘されているのかがわかります。また、その企業や業界をよく知ることは仕事への関心を高め、あなたの自信にもなります。

TV番組

テレビ東京のワールドビジネスサテライト
(月-金23:00 ~ 24:00)
いろいろなビジネス情報が出ていて参考になります。 番組サイトを見る

障害・病気のある人の
就労に関わる企業の情報

障害や健康上の理由で就労に対して一定の不安を持つ人にとっては、企業がそうした問題に対してどの程度理解があるのかということが非常に重要な情報になります。会社の方針や社風の影響を強く受ける問題ですが、大きな会社であれば、職場によっても非常に異なりますので、一律に判断できる情報はほとんどありません。ただ、少なくとも会社全体としてどのような方向を目指しているのかは、さまざまな情報から推測が可能です。その手掛かりは、企業を評価する各種の表彰制度や指標の公表です。あくまで参考程度にしかなりませんが、特定の企業を目指すときの目安になりますので、チェックしましょう。

例:住友林業

表彰制度

国内各種表彰制度

(それぞれの名称をウェブやデータベースで検索してみましょう)障害者雇用やダイバーシティに熱心な企業や、働きやすい会社を表彰する公的私的各種の制度があります。 表彰されていることが、本当に働きやすい職場かどうかの保証にはなりませんが、企業の方針や社会からの評価という面での参考にはなります。海外のものは、審査が非常に厳しいものが多いので外資系企業への就職を考える人は必ず見ておきましょう。またこうした企業は障害や病気の問題を持たない人にとっても働きやすい職場である可能性が高いと言われています。

  • 障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰
  • 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構主催「障害者雇用職場改善好事例募集」
  • 経済産業省「新・ダイバーシティ経営企業100選」
  • 大阪府ハートフル企業顕彰制度
  • テレワーク推進賞
  • 東京都「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」
  • 経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」
  • 「日本で一番大切にしたい会社大賞」
  • 一般財団法人日本次世代企業普及機構「ホワイト企業アワード」
  • 日本における「働きがいのある会社」ランキング

障害や病気に配慮があることを
示唆する指標など

国内企業

●CSR 企業白書データ(東洋経済)障害者雇用率ランキング
●企業アクセシビリティーコンソーシアムのメンバー企業
●厚生労働省職業安定局「障害者雇用の現状等」2017 年
●障害者職業総合センター「障害者の就業状況等に関する調査研究」2017 年

書籍

東洋経済CSRプロジェクトチーム『指標とランキングでわかる!本当のホワイト企業の見つけ方』東洋経済新報社、2014年

裏技

ウェブや新聞データベースなどで、障害者雇用やバリアフリーについての講演の講師を派遣している企業をチェックすることも有効のようです。